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有名バイトからディープなバイトまで、様々なバイトを経験してきたライター達が送るバイトの裏事情

「ゴルフってこんなに面白い!」ゴルフの楽しさに目覚めたキャディのバイト

学生時代にキャディのバイトを経験した筆者がお届けします。

ゴルフ場のバイトと聞いてみなさまはどんな作業をイメージされるでしょうか。

クラブハウスのレストランにおけるキッチンスタッフやホールスタッフ、クラブハウスの受付スタッフ、ゴルフ場の芝を手入れするなどのコースを整える管理スタッフなどなど、一言でゴルフ場のバイトと言っても幅広い業務があります。

ゴルフ場の中でキャディのバイトは、直接お客様のプレイに関わる重要な業務です。

 

キャディってどんなバイト?

キャディは、プレイしながらラウンドするお客様を安全にスムーズに案内する業務が中心です。

グリーン上の傾斜や、フェアウェイでのゴルフボールの転がりが早いか遅いかなどをお教えして、エスコートします。

また、お客様に目測でグリーンまでの距離をお教えして、適切なゴルフクラブの指示なども行います。

お客様が快適にプレイできるようにエスコートする業務以外に、お客様の安全を守る業務もキャディの大切な仕事です。

具体的にはラウンドする際には、前のパーティとの距離を確認して、ショットのOKサインをお客様に出す、ティーグラウンドではショットの際の事故を防止するため、適度な距離をとるように指導するなどの安全対策を行います。

また、雷雨の際には、落雷の被害を避けるために、クラブハウスが近い場合には、クラブハウスへ、コースの途中でクラブハウスよりも茶店が近い場合には、茶店への避難誘導を行います。

ほかにも、お客様同士のトラブルの防止や、急病や事故時の対応など、キャディの業務は幅広く責任も重大です。

 

キャディのバイトにはこんないいことがある

・バイト料が良い

キャディのバイトの最大のメリットは、収入がかなり良いことです。

私が学生時代にバイトしていた頃は1ラウンド(ゴルフ場のすべてのコースを回る)で10,000円ほどの日給になりました。

1ラウンドハーフ(ゴルフ場のすべての24コースと半分の12コースを回る)では15,000円ほどの日給になりました。

おそらく現在は当時のバイト料の1.5倍ほどになっているのではないでしょうか。

 

・チップが高額

もう一つのメリットとして、楽しくプレイできたお客様からチップがもらえることです。

チップ制度があるのはバイトの中でもキャディのバイトくらいではないでしょうか。

チップの額は、多い場合は1万円ほどもらえることがあります。

実際、バイト料よりもチップの額が多いということがたまにありました。

 

・ラウンドしてゴルフの楽しさが経験できる

3つ目のメリットは、ゴルフが楽しめることです。

学生であった私は、それまでゴルフの何が面白いのだろうかと思っていました。

そのような気持ちでキャディのバイトをしても、良いサービスができるはずがありません。

しかし私がバイトをしていたゴルフ場はそのことをよく理解しているようで、お客様が帰った後のコースでプレイさせてゴルフの面白さを理解させようとしてくれました。

ゴルフ場にもよりますが、多くのゴルフ場でお客様の気持ちを理解するために、営業時間の終了後や休日にバイトにゴルフ場を開放して、プレイさせてくれます。

どのゴルフ場にも貸しゴルフバックや貸しクラブがあるので自由に利用できます。

営業時間の終了後なので、バイトがプレイできる時間帯は限られますが、夏場でしたら日暮れが遅いので1時間から2時間はプレイできます。

夕日の中、ゴルフボールが青々とした芝生の上の飛んでいく、あの爽快感はゴルフをやった者にしかわかりません。

「そうか!ゴルフってこんなに面白いのか!」というのが、はじめてプレイした時の感想です。

営業時間後にプレイしているうちに徐々に上達して、そのうちパーのペースが維持できるまでになりました。

あるコースではイーグルを記録したことがあります。

調子の良いときは、このままプロゴルファーを目指そうかと思ったほどです。

無料でゴルフができるということも、楽しさに拍車をかけているのかもしれません。

 

・さまざまな企業のトップに会えるので社会勉強になる

ゴルフ場には、有名芸能人や企業のトップなど、さまざまな階層の方が訪れます。

また、商談や接待でゴルフ場が利用されることが多いので、学生にとっては実地で社会勉強ができる良い教材です。

運が良ければ、就職を希望する企業の社長や人事担当者などと知り合いになって、就活に役立つかもしれませんよ。

また、社会人になってからも、ゴルフに詳しいということで、接待や商談に誘われる機会が増えるかもしれません。

 

キャディのバイトはここが大変

・接客サービスなので気をつかう

キャディのバイトは、良いことばかりではありません。

大変な面だってもちろんあります。

キャディは基本的に接客サービス業です。

お客様に楽しくプレイしてもらえるように、コースの案内から、ゴルフクラブのお手入れ、エスコートと、やることがいっぱいあります。

また、キャディ1人で4人のパーティを受け持つので、4人全員に同じようなサービスを提供することが大切です。

商談や接待でプレイするお客様が多いので、不必要に話に立ち入らない、仕事や商談の話をしている場合は、少し距離を置くといった気配りなども必要です。

 

・クラブを持って移動するので体力的にかなりの負担

キャディは、4人分のクラブを管理して手渡しするため、コースの上を走り回る体力的にかなりハードな業務です。

慣れてくると次に使うクラブがわかるので、スムーズにクラブを手渡すことができます。

夏場は汗をたくさんかくので、水筒やペットボトルを持参するようにしましょう。

熱中症になるキャディが多いので、暑さ対策には注意が必要です。

 

キャディのバイトで気を付けなくてはいけないこと

・お客様と自分の安全をチェック!

キャディのバイトで最も気を付けなくてはいけないのは、安全対策です。

思いっきりクラブを振り回してゴルフボールを打つスポーツなので、ショットを打つ人の周囲に人はいないか、ゴルフボールが飛んでいく方向に人はいないか、常に安全チェックが欠かせません。

特にドライバーで最初にショットするティーグラウンドでの事故が多いので、ショットする人の周りを入念に確認するようにしましょう。

また、お客様の中には、不用意に周囲の確認をせずに素振りをする人がいるので注意しましょう。

前のパーティとの距離を確認せずに、ショットを打つお客様がいます。

その場合は、距離が○○メートルしかないので、もう少し待つように指示します。

OBの場合も注意が必要です。

隣のコースにゴルフボールが飛んで行き、プレイ中の他のパーティに当たるという事故が多発しています。

OBでボールが隣のコースに飛んで行った時には大きな声で「ファー」と叫んで危険を知らせます。

 

・雷が近づいたら絶対に避難!

ゴルフ場での落雷事故の件数は釣りに次いで多いといわれています。

遠くでゴロゴロと雷の音がしたら、すぐに避難するようにしましょう。

コースに設置されているスピーカーからプレイ中断の案内があるので、近くの茶店やクラブハウスが近い場合には、クラブハウスへ避難するように指示して誘導します。

 

まとめ

学生時代にキャディのバイトをした経験のある筆者がお届けしました。

都会の中で働くバイトも良いですが、大自然の中で汗をかくキャディのバイトも魅力的です。

ぜひ、みなさまも若いうちに経験してほしいと思います。

学生のうちにゴルフの楽しさがわかっていると、社会人になってから役立つのではないでしょうか。