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有名バイトからディープなバイトまで、様々なバイトを経験してきたライター達が送るバイトの裏事情

ファミレスバイトあるある!【ありえない客】体験談と対応マニュアル♩

ファミレスバイトで遭遇するさまざまなお客さん


接客業のバイトをしていると、いろいろなお客さんに遭遇しますよね。

いいお客さんはバイトする上での励みになりますが、嫌なお客さんに遭遇するとまさにストレス!

バイトのたびに嫌な客に当たれば、バイトを辞めたくなることもあることでしょう。

私も高校時代の3年間バイトしていたファミレスで、いろいろなタイプのお客さんに遭遇しました。

そこで今回は、私自身の経験やバイト先の仲間から聞いた、ファミレスバイトで出会った客あるあるとその対処法をご紹介していきます。

ファミレスで仕事をしている方はもちろん、ほかの飲食店で働いている方も参考になると思いますよ。

また、これからファミレスで働こうと考えている方も、ぜひチェックしてみてくださいね!

 

ファミレスの「嫌な客」あるあるとその対処法

わがままな客

バイトで人気のファミレスですが、そこに来るお客さん達の中にはいろいろなタイプの困った人がいます。

混雑していて仕方ない状況であるにもかかわらず、「なかなか料理が出てこない」と理不尽にも店員に怒りをぶつけているお客さんを見かけたことありませんか?

仕事中の休憩時間など、限られた貴重な時間に来店していただくのはありがたいことです。

けれども、ピーク時に料理の提供時間が遅れるのはやむを得ない面もあります。

ですから、料理の提供時間についてクレームを受けた場合には、

「お忙しい中お待たせしてしまい、大変申し訳ございません。順番にお作りしておりますので、もう少しお待ちいただけませんでしょうか?」

などと答えるとよいでしょう。

クレーム対応の基本は、まずは相手の身になって怒りを受け止め、ていねいに謝ることです。

店が混んでいることや、キッチンのせいにして言い訳するのはNG。

別のケースでは、「いままでは出していた」と言って、かつてはメニューにあったけど今はもう終わってる料理をしつこく要求してくるお客さんもいます。

以前のメニューを気に入っていただいているのはうれしいのですが、ファミレスでは主にセントラルキッチンで作られたものを調理して出すので、提供できないのは仕方がないことですよね。

この場合には、

「いつもご利用いただきありがとうございます。

申し訳ございませんが、ただいまその商品は終了してしまいまして、材料が入ってこない状況でございます。

これに近いメニューといたしましては、こちらの○○や、こちらの○○などがございますが、いかがでしょうか?」

など、相手の気持ちに寄り添って別の提案をするというのもいいかもしれません。

それでも納得していただけない場合には、「店長に相談いたしますので、少しお待ちください」と断ってから、店長(または上司)に代わってもらいましょう。

中には、どう見てもわざととしか思えないほどテーブルを散らかしまくって帰っていく、子どものようなお客さん(飲み物の中に、食べ物がぐちゃっと入っているなど)もいます。

この場合には、深く考えずにただひたすら黙々と片づけるしかありませんね。

 

クレーマー

料理に手を付けてから「料理が思っていたのと違うから取り換えて」と言う人や、チーズハンバーグに対して「チーズが少ない」というクレームを言う人がよくいます。

ファミレスの場合は、こんなクレームもバイトでは対応しきれないことなので上司を呼びましょう。

その前にまずは1度、

「ご要望にお応えできず、大変申し訳ございません。

ただいま上の者を連れてまいりますので、少しお待ちいただけますでしょうか」

と丁重に謝るのをお忘れなく!

一方、テレビで見かけた話では「ハンバーグが熱くて舌をやけどした」ということでクレームを言ってくるお客さんもいたそうです。

こうしたクレームを受けた場合でも、仕事なのですからイラっとする気持ちを抑えてください。

そして、舌をやけどして困っているお客さんに共感できればクレーム対応のプロになれるでしょう。

 

自分の間違いを店員のせいにする客

私が経験した中で一番嫌だったのは、自分が注文したメニューであるにもかかわらず「こんなの頼んでない」とか、「〇〇を頼んだんだけど」と文句を言ってくるお客さんでした。

こういったトラブルを防ぐために毎回きちんとオーダーを復唱しているのですが、文句言うお客さんに限って復唱を聞いていなかったりします。

キッチンの人にはオーダーミスだと誤解されるし、お客さんからは「早く頼んだやつもってこい」とせかされるしで、板挟みになってしまい本当に焦りました。

しかし、「○○っておっしゃっていましたよ!」と強く押し通すのはバイト初心者の対応です。

「大変申し訳ございません。ただいま作り直してまいりますので、もう少しお待ちください」

と、お客様のミスには目をつぶってまずは謝り、キッチンスタッフに事情を説明して作り直してもらうのが正解です。


ファミレス の「うざい客」あるあるとその対処法

食器を適当に重ねる客

「嫌な客」ほどストレスは少ないものの、それなりにうざい客っていますよね。

親切心から、食器を適当に重ねてテーブルの隅に寄せてくれるお客さんもよくいます。

けれど、雑に食器を重ねられるとかえってバランスが悪くなり、運びにくくなってかえってメンドウです。

片づけをせかされているような気分にもなるので、ピーク時にそれをやられると焦りすら感じます。

しかしこのような席を見つけたら、優先的にその席の食器を下げるようにするとクレームを防ぐことにも。

ですから、お客さんの親切に目を向けて笑顔を保ちつつ、ササっと片づけてしまいましょう。

 

「いつもの」と常連ぶる客

ランチタイムでは、「いつもの」と注文してくる常連さんもいます。

店員の顔を覚えているから、前回と同じものをという意味で注文しているのでしょう。

とはいえ、レギュラーでランチタイムに入っているベテラン店員ならともかく、たまにしかランチに入らないバイトとしては、こんな風に注文されるとちょっとうざいですよね。

「いつも」のが何を指しているのかわからない場合には、正直に

「まだバイトに不慣れなもので申し訳ございません、いつものとはこちらのランチのことでしょうか?」

と、謙遜な態度で聞き返すとよいでしょう。忙しいから「いつもの」と省略していることも多いので、答えてもらったら笑顔で

「○○でございますね。ありがとうございます。」と言うのもお忘れなく。

 

大勢いるのに「個別会計」を求める客

10人前後の団体であるのに、「ひとり分ずつ会計お願いします」と言うケースもあるあるですよね。

同じランチメニューならまだ早いのですが、単品でそれぞれがバラバラに注文している集団の会計はとてもメンドウです。

テーブル上で誰かが代表して幹事のような役割をしてくれれば、店員としては助かるのですが、どんな関係の集まりかわからないので、お客さんのせいにしても仕方がありません。

こうした場合でもイラっとせずに、むしろお店の売り上げに貢献してくださっている上客として見るようにするとよいでしょう。

イライラしながら仕事をするより、気持ちもラクになりますよ。

 

ファミレスの「店員に一目惚れする客」あるある

これはファミレス内とは限りませんが、行きつけの飲食店で働いている店員に一目惚れをしてしまう客というのも実は少なくないようです。

私もファミレスでバイトをしていた時に、常連の男性客に手紙をもらってお茶に誘われたことがあります。

まったく知らない相手で不安だったので、あれこれ理由をこじつけて断りました。

一方友人の方は、イケメンに誘われてたまたま話も盛り上がったそうなので、付き合うことになったのだそうです。(ラッキー♩と、うれしそうに報告していましたよ)

接客業のバイトをしていると、ひと目ぼれされたりナンパされたりすることもよくあることですが、そこでカップルが成立するかどうかはまた別の問題。

店員の立場から言えば、いきなり手紙とか、電話番号やラインのIDなどを書いた紙を渡すのはNGです。

怪しいと思われて、拒否される可能性が高いでしょう。

男性スタッフの手に渡って、笑いものになるケースも目にしたことがあります。

お客さんに誘われて付き合うようになった店員の話を聞くと、たいてい次のようなステップがあるようです。

  1. 常連客となり顔見知りになる
  2. 事務的なやりとりのほかに、他愛のない雑談が混じるようになる
  3. 話が盛り上がるようになり、今度はバイトが終わってから話そうという流れになる

筆者のいた店は忙しかったので、残念ながらお客さんと親しくなるような余裕はありませんでしたけどね…。

 

ファミレスの「迷惑な客」あるある

打ち上げとして来る集団

学校の文化祭や体育祭が終わると、その打ち上げでくる学生やPTA役員の集団が押し寄せてくることがあります。

ふつうにマナーを守って利用してくれるならいいのですが、周りのお客さんへの配慮もなく大声で会話したり、大爆笑されたりすると他のお客さんにとっても迷惑です。

仲間の店員の話では、大きな声で歌いだしてしまう学生を見たこともあるのだとか。

注意をしても「はい」と返事するだけで改善されなかったり、「ちっ」と舌打ちされたりすることもあるので困ったものです。

この場合には他のお客さんのためにも、根気よくていねいに、かつ毅然として

「ご歓談中に申し訳ございません。他のお客様の迷惑にもなりますので、もう少しお静かにお願いできますでしょうか。」

とお願いしましょう。

それでも改善されない場合には、早急に上司に相談してください。

私が働いていたファミレスでは、店内に居合わせた他の客が学校に通報したのか、校則で体育祭や文化祭の後に飲食店に寄り道して打ち上げすることが禁止になった、という学校も出たそうです。

ほかの生徒さんにとっては、ちょっとかわいそうでしたね。

 

ドリンクバーのマナーを無視する客

ドリンクバーの利用マナーを、まったく無視する客も意外に多いです。

ドリンクバーをひとり分しか頼んでいないのに、2~4人で回し飲みするグループを見かけたことはありませんか?

私も客として来店しているときに、ティーパックをごそっと持ってきて、そのままこっそりカバンに入れいる人を目撃したことがあります。

さらに、水筒にドリンクバーのジュースを移し替えて持ち帰る客もいるのだそうです。

1~2度くらいなら正社員も見逃すそうなので、バイトの立場ではなおさら、そういう人なんだと割り切っていちいち気にしないようにするしかありません。

ほかにも、罰ゲーム的にいろいろな種類のジュースを混ぜるだけ混ぜて、結局は飲みきれずに放置してしまうというお客さんもいます。

後片付けをするバイトの身にもなってほしいものですが、これも仕方がないことです。仲間と気楽に盛り上がれる場を提供できていると思って、広い心で受け入れてしまいましょう。

 

酔っぱらって朝まで居座る客

深夜の時間帯には、終電を逃した酔っ払い客が始発の時間まで居座る客もいます。

深夜に入っていたバイト仲間の話では、いびきをかいて寝ていたり、泥酔して騒いだり、店員にからんだりと、かなり迷惑しているそうです。

しかも、ドリンクバーしか頼まずに5~6時間も居座るというのですから、どうしても気になりますよね。

こうしたお客さんに対して、あるベテランスタッフは、

「終電逃してしまって大変だったな、とか、泥酔するまで飲むほどストレスを抱えているのかな」

など、相手の事情を察するようにしているのだそうです。

実際にはそんな事情などないかもしれませんが、あえてお客さんを美化することで、気持ちよく働くことができるのだそうですよ。

みなさんももしファミレスでバイトをしていて、イラっとしてしまうお客さんに遭遇した時には、こんな風に発想を転換してみてはいかがでしょうか?

 

接客は社会勉強の第一歩♩

ファミレスにありがちな、いろいろなタイプのメンドウなお客さんについてご紹介してきました。

社会人になると、嫌な人、うざい人、迷惑な人などさまざまな人に出会います。

けれど、バイトでの体験はそのための免疫にもなるので、けっして無駄ではありません。

嫌なお客さんに接するのは大きなストレスになりますが、人生経験としてはきっとプラスになりますよ。

いろいろなお客さんと接していると、時にはイラっとしたり、へこんだりすることもあるでしょうけど、できるだけ大人の対応をして頑張ってください。

接客のプロ、クレーム対応のプロになれば、きっとこの先いろいろな仕事に役立てることができますよ。